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くぴんのブログ

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16. 裁定取引 (arbitrage)

商売の基本は安く仕入れて高く売る。
もし、ある商品に異なる値段がついていたら、安い値段で買って高い値段で売る人が出てくる。
この取引が裁定取引。
例えば、A町でりんご1個50円、B市でりんご1個100円で売られていたら、A町で買ってB市で売る人が出てくる。ところが、ほかの人がA町で買ったりんごをB市で90円で売り始めると、安い方のりんごしか売れなくなる。さらにほかの人は80円、70円・・・とB市のりんごの値段は下がり、ついには50円となり、りんごの値段は最安値に収束する。
経済学の「一物一価の法則」はこの裁定取引により実現する。



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